観察記録

【観察記録#04】ジンジャーバグ

はじめに

ジンジャーバグを作った際の観察記録と、現在に至るまでの保存の仕方などをまとめました。
作ってから3か月以上経ちますが、今も元気に泡立っています。冷蔵庫に入れているのに。

レシピは以下をご覧ください。

記録

結果:成功。現在も継続して保存中。

立ち上げ:7日間  2026/1/5(月)~1/11(日)
保存期間:3か月超 2026/1/11(日)~現在(2026年4月時点)

① 立ち上げ

1日目

ショウガは減農薬のものをオーガニックスーパーで買った。
砂糖はグラニュー糖、水は天然水(軟水)。

刻み方が粗かったせいか、入れた直後からすぐに水面に上がってきてしまった

水面に上がって空気に触れると、雑菌繁殖リスクが高まるのであまりいい状態ではありません。
この時はしませんでしたが、重しを乗せて材料を沈めるなどの対策が有効です。

刻んだショウガが浮いてきたら発酵が進んだ証拠、という記載をどこかで見たが、これだと判断材料に使えない。
もっと細かく刻むかすりおろせばよかった。

2~4日目

ショウガとグラニュー糖を毎日入れ続ける。
特段目に見えての変化なし。4日目くらいから若干甘酢ショウガっぽい香り?

ビンはタオル+カイロで加温しつつ室内で保存。
熱くなりすぎないよう、二重でタオルを巻いた上から貼らないカイロを2つほど立てかける。

タオルとカイロでビンをくるんでいる写真
実際の画像。カイロが冷めたら取り替える

5日目

冬場ということもあるが、いっこうに変化がないため不安になる。

ここで初めて味見。腐っている感じはない。
一方でけっこう甘かったため、この日から7日目までグラニュー糖の量を半分(大さじ1/2)にした。

もっと早くから味見をして調整するべきだった。

6日目

甘みが落ち着いた(ほのかに甘い程度)。

そして、やっと泡が出始めてきた
糖分過多で微生物の動きが弱まっていたのかも。

7日目(立ち上げ終了)

こまかな泡が安定して出ている

ジンジャーバグの中身
底から継続的に細かい泡が出るようになったら完成のサイン
※細かいためわかりにくい

もっと盛んになるのかもしれないが、安定したと判断し、一部をジンジャービアを作るために使用
ショウガ・砂糖と、使った分の水を追加。

② 保存期間

8日目

冷蔵庫に入れた。
1週間ごとに取り出してショウガと砂糖を入れる。

15日目

前日の夜からビンを冷蔵庫から出しておく。

常温に戻っていることを確認し、ミカンジュースの発酵に使用。

その後、ビン内の古いショウガを一部取り除き、ついでに味見。
まったく甘みがなかったため、グラニュー糖を気持ち多め(大さじ1+少し)に入れる。

22日目

前回と同じように事前に冷蔵庫から出して常温に戻す。

味見すると、また甘みがまったくなかった。
冷蔵庫内でも微生物がそれなりの速度で糖を分解していることを示しており、生命力に驚く。

砂糖を大さじ1.5ほど入れる。ショウガは継続して大さじ1投入。

1.5か月目ごろ

1週間ごとに冷蔵庫から出してショウガと砂糖の投入、あとたまに水の入れ替えを実施。
ビン内のショウガが増えてかさばってきたら、一部を取り出して料理に使ったり廃棄したりする。

小さい発酵ビン
液は濁ったり(画像)透明になったりする。どちらも正常

水を入れ替えたいとき、ジュースなどに入れて発酵飲料を作ることもあるが、
面倒な時は直接ジンジャーバグを飲んでビン内の液を減らしている

ほかのスターターと異なり、そのまま摂取してもそれなりにおいしいのがいいところ。
ショウガのさっぱり感と、ほのかな炭酸感がある。甘みはあったりなかったり。

2か月目ごろ

忘れたり体調を崩したりで、作業が10日~2週間おきになることもあった。
しかしながら、問題なく泡を出している。

作業のたびにショウガを刻むのが面倒になってきたので、作り置き?することにした。

  • ショウガをまとめて丸々1個刻む
  • 大さじ1くらいの分量で小分けにして、それぞれラップでくるむ
  • 冷凍庫に入れて保存する
  • 作業の前日に冷蔵庫に入れて解凍し、そのままビンに入れる

これで1回ごとの作業がだいぶ楽になった

ショウガを冷凍すると付着している微生物が死んでしまうのでは?という疑問について。

私も当初そう考えていましたが、すでにビン内に発酵菌が十分いるため、
追加分のショウガに微生物がいなくても大丈夫だろうと考えなおしました。

ショウガはあくまで糖分以外の栄養素を微生物にあげるために入れるイメージです。
これで問題なく発酵しているので、やはり冷凍しても大丈夫なようです。

~現在(4か月目)

冷蔵庫内でも泡が出続けていることが多くなった。
発酵する力が強くなっている?

完全な空想だが、長期間冷蔵庫で保管することで、低温に強い微生物群が生き残ったのかもしれない。
あるいは冷蔵庫の調子が悪いか。

ジンジャーバグの拡大画像
地味に一番長く続いている発酵食品でもある
管理が比較的楽だからかも

振り返り

いまのところ、比較的安定して保存できている。

数年単位で保存している人もいるようだが、リットル単位での保存が多い印象。
大容量の方が、外的要因(気温や雑菌混入とか)の影響が少なく済むというのもあるのだろう。

私の場合は400ml程度で保存しているので、年をまたげるかは微妙なところ。
少量でどれくらいもつか、今後も検証していきたい。

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