Room菌菌菌(ルーム・トリプルキン) にご訪問いただき、ありがとうございます。
管理人の 宇辺 ドブレ (うべ どぶれ)です。

日々の「発酵」に関する試みを記録するため、このサイトを運営しています。
ブログ内容:少量・小スペースの発酵記録
狭い都内アパートの一室で、試行錯誤しながら発酵食品を作る過程
をここに残していきます。
発酵食品にを作るにあたって、私には蔵やピカピカの設備はもちろん、
広々としたキッチンすらありません。
あるのは、家賃だけは立派な、都内アパートの小さな生活空間だけです。
加えて、発酵に関する知識も(いまのところ)最低限です。
理系の素養はなく、DIYやら何やら、そういった技能とも縁がありません。
このように、いかにも素人然とした環境・知見をお供にして、
主に以下を書き留めていく予定です。
- 発酵の記録:発酵のレシピや過程
- 発酵の知見:得た知識や用意した道具
- その他:発酵とは関係のない読書感想など

なぜ発酵か:”ちょうどいい想定外”の源泉
発酵は、私に “ちょうどいい想定外” をもたらしてくれます。
それが私が発酵に惹かれた理由でした。
私は普段、都内でIT企業の会社員として働いています。
仕事では、ITを使い、ITに使われながら、万事を “想定内” に収めることが求められます。
そして、”想定外” はたいへん嫌われます。
この “想定内” を維持するためには、膨大な時間と労力が必要です。
結果として、私は常にうっすらとした緊張感と疲労感にさいなまれています。
そんな中で出会った、もとい再発見したのが「発酵」です。
きっかけは、知人の雑な知識で、
(「こないだうちの親が水に漬けた果物でパン焼いてたよ!」)
暇つぶしに傷んだリンゴから酵母液を作ろうとしたことでした。
この試みは失敗し、リンゴから酢が出来上がりました。
無知ゆえに、これ(と薄力粉…)でパンを焼こうとし、失敗を上塗りしました。

ですが、この経験から、微生物の営みに強い興味を持ちました。
私の目の前で、あるものが全く別のものに変わる様子が衝撃的だったのです。
適性もない、きわめてブルシットなジョブで疲弊している私に、
いい意味での驚きと、何かを生み出しているという健全な感覚を与えてくれました。
発酵は、適切な材料と手順があれば、大体 “想定内” の結果にはなります。
しかしながら、残りの少し、ひどい失敗にならないくらいの
“ちょうどいい想定外” が起きることが、発酵のおもしろいところだと思っています。
(想像した味と違う、突然菌体が分裂・融合した、発酵液が噴出した、等々)
さいごに:発酵はいいぞ
私は食に関わるプロではありません。
また、子供のころから親が真心こめて作った発酵食品を食べて…とか、
日本のすばらしい発酵文化に興味があって…とかもありません。
今のところ、発酵食品でみるみる元気に…なんてことも残念ながらありません。
それでも、いくつかの発酵食品を自分で作った今、
発酵は “やってみる価値があること” だと感じています。
うまく言語化できませんが、特に都市部に住んでいる人間にとって、
なんとなく “地に足をつけて生きている感覚” を得られる手段に思えるからです。
上記の通り、「発酵はいいぞ」という気持ちだけの人間が書いたブログですが、
ご訪問いただいたあなたにとって、私の記録が何かの参考になれば幸いです。

