はじめに
自家製酵母液をつくる際、定番のフルーツとして挙げられるのがレーズンです。
糖分が凝縮されているため酵母のエサとして優秀なことや、無添加(無農薬)のものを手に入れやすいことが定番の理由だと思っています。
今回は、そんなレーズンを使って酵母液をつくった際のレシピをまとめました。
Ⅰ. 材料
約250ml分の材料です。
| No. | 項目 | 分量 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | レーズン | 80g | ノンオイルのもの |
| 2 | 天然水 | 250g | 軟水。浄水でもOK |
| 3 | 黒糖 | 10g | 補糖のため |
| 4 | レモン汁 | 小さじ1/2 | 雑菌抑制のため |
- レーズンはノンオイルを使用してください。
オイルコーティングのものを使うと発酵力が弱まってしまいます。 - 黒糖は、白砂糖やグラニュー糖などを代わりに使っても問題ないと思われます。
- レモン果汁は市販の容器入りレモン果汁で十分です。
もちろんレモンの果実から絞り出したものを使っても問題ありません。
Ⅱ. 手順
準備時間は約10分、発酵期間は3日~2週間ほどです。
- すべての材料を消毒したビンに入れ、よくかき混ぜる。

- 密閉しない程度にフタを閉めてラップをかけ、室温(20~28℃くらい)に置く。
※室温が低い場合、ビンをタオルとカイロでくるむなどして加温する - 毎日1~2回、マドラーなどでかき混ぜる。
- 発酵が進むにつれて泡が出はじめ、レーズンが水面に浮いてくる。

- 泡のピークが過ぎ、ほのかにアルコールの香りがしてきたら完成。
レーズンを取り除き、冷蔵庫で保管する。 ※2週間ほどで使い切りました
- ビンは煮沸滅菌するか、少なくともアルコール消毒してから使いましょう。
【道具#03】発酵器具の消毒用品自家製発酵食品を失敗せず安全に作るための「器具の消毒方法」を解説。汚れを落とす【洗浄】、手軽で確実な【消毒】、完全無菌を目指す【滅菌】の3段階に分類し、アルコールや煮沸、ハイターなどの身近な道具の使い方やメリット・デメリットを紹介。 - 雑菌や産膜酵母の繁殖を防ぐため、ビンの中の空気は最低限にした方がいいです。
私は空気量を調節できるビンを使いました。詳細は↓の記事をご覧ください。
【道具#01】発酵容器自家製の発酵食品作りに欠かせない「容器」のまとめ。100均の小型ビンから、耐熱ガラスビン、空気を遮断できるキャニスター、炭酸PETボトル(再利用)まで、筆者が実際に使用している発酵・保存用アイテムを写真付きで紹介 - カイロなどで加温する場合、熱くなりすぎないように注意してください。
ビンを触るとほんのわずかに暖かい程度を維持するとよいです。
Ⅲ. 結果
成功。
完成までの観察記録は、以下の記事をご参照ください。

【観察記録#11】天然酵母液(レーズン)
自家製「レーズン酵母液」完成までの9日間の観察記録。気温が低く発酵が進まない中、カイロで加温するなどの工夫を経て酵母液が完成するまでの変化を写真付きで紹介。自家製酵母作りの参考やトラブルシューティングに
できあがった酵母液はレーズンパンづくりに使いました。
つまり、レーズン酵母のレーズンパンです。パンのレシピはこちらをご覧ください。
また、今回はレーズンを使って酵母液を作りましたが、それ以外にリンゴなどでも酵母液づくりにチャレンジしています。(失敗もそれなりに重ねていますが…)
もしよろしければ、それらのレシピもご覧ください。

酵母液
酵母液に関するレシピ・観察記録などをまとめたページ


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