はじめに
フルーツから天然酵母液を作った際、それをそのままパン作りに使うこともできます。
しかし、酵母液から元種(酵母液を強力粉などと混ぜ、発酵・培養させたパンの「種」)を作ってからパン作りに使う方が、より安定して生地を発酵させられます。
今回は、リンゴの天然酵母液を利用し、元種を作った際のレシピをまとめました。
酵母液のレシピは以下の投稿をご覧ください。

【レシピ#01】天然酵母液(リンゴ)
自家製「リンゴ酵母液」の基本レシピ。ブドウ糖での補糖や、レモン果汁による雑菌抑制、温度管理のコツなど、失敗リスクを最小限に抑える作り方を解説。自家製発酵の最初の1歩に最適な入門ガイド
Ⅰ. 材料
約240g分の材料です。いずれの材料も、複数回に分けて使います。
| No. | 項目 | 分量 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | リンゴ酵母液 | 計70g | ほかの原料由来でもOK |
| 2 | 強力粉 | 計120g | |
| 3 | 天然水 | 計50g | 浄水でもOK |
Ⅱ. 手順
作業時間は合計15分、発酵期間は半日~1日程度です。
- 発酵に使うビンはよく消毒しておく。
- 強力粉、酵母液、水をそれぞれ40gずつビンに入れ、よく混ぜる。
- フタをゆるめに閉めてラップをかけ、さらにタオルとカイロでくるみ、室内に置く。
(30℃前後を維持。夏場はタオルのみにするなど、適宜調整) - 生地の高さが2倍くらいになったら、強力粉40g、酵母液20g、水20gを加え、また置く。
- 再び生地の高さが2倍になったら、強力粉40g、酵母液10g、水30gを加え、また置く。
- 再び生地の高さが2倍になったら完成。
- 冷蔵庫に保存し、一晩ほど置いて発酵力を落ち着けたらパン作りに使用可能。
- 勢いがいいと倍々ゲームのように生地が膨らむので、1リットルくらいのビンを使うと安心です。
私は小さい容器で始めてしまいましたが、途中で生地が容器をぶち破ってしまったため、大きいビンに移し替えました。 - 発酵力がだんだん安定してくるので、発酵しすぎを防ぐために酵母液の投入量を減らしていき、水の量を増やします。
- 私の場合、いずれも大体4~5時間後に生地の高さが2倍になりました。
ただし、環境や酵母の強さによって時間は変動するので、あくまで生地の高さが2倍になったかどうかで次の手順に進むかを判断してください。
下記のようにテープを貼ったりして、元の高さを覚えておきましょう。
Ⅲ. 結果
成功。
出来上がるまでの観察記録は、以下の記事をご参照ください。

【観察記録#02】元種(リンゴ酵母)
リンゴの天然酵母を使って酵母液ができるまでの観察記録
なお、これを使ってシンプルな丸パンを焼きました。
その時のレシピは下記をご覧ください。

【レシピ#03】天然酵母パン(リンゴ酵母)
リンゴの天然酵母で作る丸パンのレシピ。シンプルな材料・手順で調理可能


コメント